パフォーマンスへのこだわり

私フージーは、バルーンアートに関わっているので、職業柄バルーンアーティストとか、バルーンパフォーマー、デコレーターとか現場によって呼び方、ジャンルはさまざまです。

バルーンアーティストと一言に言いますが、ざっくり分けると、主に会場装飾やギフト製作を主とするバルーンデコレ―ターさんと、主に細長いバルーン（ツイストバルーン）を使ってイベントでショーやプレゼントをしているバルーンパフォーマーさんということで、私はバルーンパフォーマーというのが一番しっくりきます。

実はバルーンパフォーマーとして2000年に地元新潟で活動開始するまで、大学生時代（東京）に原宿の路上で観た大道芸にはまってそれを趣味でやり始めて４年ほど勉強しました。

当時はまだライセンス制度（現ヘブンアーティスト）もなく、歩行者天国で、今大御所の大道芸人さんが無名時代芸をそこで磨いていました。大学で演劇研究会に入っていた私は、演技やコミュニケーションについて関心があり、大道芸のなかでもパントマイムにまず興味を持ち、現在も渋谷にある〖吉田明美パントマイムスクール〗に入学。第７期生プロ養成コースでマイム、バルーン、ジャグリングなどパフォーマンスの基礎を一通り勉強し、福祉施設やお祭り、学校関係へ生徒仲間とボランティアで出張し場数を踏んでいきました。そして大学卒業し、進路も決まっていなかった私は、スクール時代から一番自分に合っているバルーンを仕事にしていこうと地元へUターンして

市内のバルーンショップ勤務を経て、新潟お笑い集団NAMARAという事務所に所属してプロ活動をスタートしました。

バルーンをはじめる方のほとんどが多分作ることを仕事にしたいとスタートする方だと思いますが、私の場合は大道芸パフォーマー出身ということで、細長いバルーンをいかに面白く魅せて楽しんでいただくかということにこだわることは今も変わらずのスタイルです。そしてそのパフォーマーをさらにオリジナリティを出したくて❝バルーンエンターテイナー❞と自分を称しています。

ぜひパフォーマー専門の僕のバルーンに注目して見て欲しいと思います。